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日本化学機械製造株式会社

2011年06月06日

カルタースプレードライヤ

カルタースプレードライヤは、米国ミネソタ大学のカルター博士により開発されたもので、数々の優れた特長を有しています。 乾燥室内で高温の熱風により、噴霧された液体(固形成分)を乾燥させるシステムです。(造粒装置としても有効)

・瞬間乾燥の為、高温で運転可能
・ランニングコストが安い
・付着が無いので焦粉の混入が無く、長時間運転が可能
・コンパクト設計により据付面積が少ない
・2段乾燥方式により熱効率が高い
・故障が無いので稼働率が高い
・ブローダウンにより製品の捕集効率が高い
・高濃℃噴霧機構の開発により高粘℃液の乾燥が可能
・自動コントロール
・自動洗浄取付可能(オプション)

オープンタイプ

噴霧乾燥した後、乾燥エアーは、スクラバーにより冷却、洗浄し、大気開放します。
【噴霧方式】
ベンチュリーを通して、得た高温高速の熱風流の中に、高圧にて原液を噴霧しますので、瞬間的に乾燥し、熱変異性の影響を全く受けない良い製品が得られます。
【乾燥室】
瞬間乾燥により未乾燥粉体が缶壁に届かないので、乾燥室内の付着が少なく、乾燥室の径を小さくコンパクトにすることができます。また、付着が少ないので焦粉の混入がなく、ハンマリング等を取付けなくても長時間の連続運転が出来ます。
【2段乾燥システム】
乾燥室の排風温℃を出来るだけ低くし、製品の残水分は、リドライヤで調整する2段階乾燥方式をとっております。したがって高い熱効率が得られ、残水分の微調整もできます。また製品の冷却も可能です。

クローズドタイプ

オープンタイプに対して、乾燥気体を大気開放せず、循環させるクローズドタイプがあります。
原液に有機溶剤を使用
乾燥原液が乾燥時に臭気ガスを発生
酸化しやすい乾燥原液
粉塵爆発や発火性のある物質
これらは、クローズドタイプとなります。
有機溶剤は、凝縮器で液化し回収されます。不活性ガス、窒素ガスの循環で爆発の恐れがありません。


詳しくはこちらへ http://www.nikkaki.co.jp/seihin/plant6.html



  
Posted by 日本化学機械製造株式会社 at 14:49Comments(0)